メルマガ初出 ■019号・回青橙(だいだい)と七福神(かつぎや) 2006/1/11 今日は正月の11日です。鏡開きの餅で作った汁粉がございます。よろしければ酒肴の終わりにいかがでしょうか。 汁粉か。以前から思っていたのだが、あれは食べるのか飲むのか、どっちだい。 回青橙(ダイダイ) 鏡餅が汁粉になって出てくるのは結...
ひこ一
”古来稀なり”という歳はだいぶ過ぎてしまったが、”㐂びを寿ぐ”まではちょいと間(ま)がある。
ジジイの繰りごと、与太ばなし綴っていきます。
ひこ一の記事一覧
前回「One for all, All for oneの初出を探る」 と題して、この成句の出どころはデュマの『三銃士』(1844年)よりさらに200年以上遡る、とお伝えしました。今回はその出典についてもう少し詳しく(しつこく)続けます。 以前の記事▶ One for all, All for one 初出...
はじめに 《このページについて》 2019年にラグビーワールドカップ日本大会が行われました。このページの記事はあるラグビー応援サイトのコラムとして書いたものです。記事の途中に『One for all, All for one 初出を探る』という一文があります。ご存知のように『ひとりはみんなのために、みんなはひとりのため...
メルマガ初出 ■第031号・2007/6/25 いらっしゃいませ おやじ、生きておったか。心配したぞ はぁ? 先日 たか橋の袂で、思いつめた顔をして小名木川(おなぎがわ)を覗きこんでいるおやじを見たんだが あの界隈の江戸の昔の賑わいを、しのんでいたんですよ。 ところで、鉄棒×××× ってご存知ですか。 知らぬ。何を、...
桜の物語では近代・現代作家による桜にまつわる物語をご案内しました。ご紹介した本は全部手元に(探せば)あります。そこで、内容をもう少しだけ折に触れて付け足していこうと思います。今回は小泉八雲 と樋口一葉。 桜は数限りなく詠まれ また多くの物語にも登場してまいりました桜の物語 小泉八雲 『乳母桜』、『十六桜』 小泉八雲...
メルマガ初出 ■第035号・2009/04/07 いらっしゃいませ。桜鯛のいいのが入っています。 うまそうだ。匂うがごとき 桜鯛だな。 え?匂いますか。 咲きにほへるは櫻花 《春ともなれば、やはり、鯛が食べたくなってくる。 -中略- 春の鯛がもっとも旨いような気がする》。 桜の咲く時節になりますと、鯛...
いらっしゃいませ。お客さん、紫式部がイワシ好きだった という話 ご存知ですか。 フィッシュ・ストーリーだろ。 メルマガ初出 ■第038号・2010年9月16日 イワシ大好き 【紫式部か和泉式部か】 「釣りの話をするときは両手を縛っておけ」 というロシアの諺があるそうです。開高健の本にしばしば出てまいります。釣った魚や、...
いらっしゃいませ。 オクラの和え物です。召し上がりますか。 このネバネバが からだにいいんだってね。 ところでお客さん、小泉八雲はオクラを食べたのでしょうかねえ。 なんでえ、薮から棒に。なぜ小泉八雲がいきなり出てくるんだ。夏だから怪談でもはじめようてとこか。長い話はやめとくれよ メルマガ初出 ■第号・年月 ■第039号...
「おやじ、なんだい? 軟らかいのにシャキシャキとした このつまみは」 芽バスです。新レンコンの先端の部分です。茨城から送ってもらいました。市場にはあまり出回らないようです。 「レンコンか。うまいハスだ」 メルマガ初出 ■第号・2013年月 ■第040号・2006年月 ハス・レンコン 芽バスが手に入る事は多くはございま...
いらっしゃいませ。 すみません、おまたせしまして。ラッキョウ(辣韮)の塩漬け、召し上がりますか。漬けてからひと月のものですが。 『某(それがし)は、ラッキョウを食したあとのテンシキが気になるゆえ、少量にしてくれたまえ。』 はぁ。テンシキですか。もしや、あの 転失気(テンシキ)・・・落語にもありますね『転失気』 、私みた...
1
2
最近の投稿
最近のコメント
メタ情報